家庭用ミシンで、工業用ミシン糸が使えないでしょうか?
と言うご質問をよく頂きます。

 
 
家庭用のミシンでは、糸たてに入る糸の大きさが決まってしまいますので
どうしても200メートル巻きほどの小さい糸になってしまいます。
糸の量をたくさん使用する時は、すぐに糸がなくなって
イライラしてしまいますよね。それに家庭用ミシン糸はちょっと割高ですから
工業用ミシン糸を使ってみましょう。
そこで、ちょっと工夫が必要です。
 
(写真はクリックで拡大できます)



写真の様なフックがある棒が
あれば良いのです。


今回使用した下の台は、
ジュースやビールをいれて
4本まとめて取り出せる
収納ケースです。

100円ショップでみつけました。
それがちょうど一般的な工業糸の
ボビンの大きさにあいました。
(エースクラウンのボビンにぴったり。)

4本入るので、
糸もすっきり整理できます

その容器の外側にフックを付けた棒を
固定すれば完成です。

ミシンの後ろ側に置いて、
通常通りミシン糸をセットをすれば
スムーズに糸が流れていきます。
 
 


テトロン・スパン糸より大きい
ウーリー糸は
ケースの中には入らないので
ケースの外に出して、
フックに糸をかけて使う事ができます。


左記の写真の台はこれもまた、
100円ショップでみつけた台を逆さにして
足の所に糸を入れてみました、
こうすると糸が転がる心配がありません。
フックを付けた棒を増やせば、
ロックミシンにも使うことができます。

ロックは地縫いより糸の量を多く使いますので
工業用ミシン糸の方が断然お得です。
是非一度お試し下さい。
 
 

市販でも工業糸を使う専用の糸台が売られていますが、
2000円近くしますし、針金ハンガーで作る方法もありますが、
見た目がちょっとかわいくない(^_^)ので、
私はもっとすっきり、きれいに作りたいと、こだわってしまった訳です100円ショップで材料を調達すれば、300円ほどで出来ます。

 
 
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